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釜山レポート


韓国の釜山廣域市にある青果物輸出業者「ALP-KS貿易商事」を訪ねてパッキングセンターや生産者のハウス視察をしました。(H16.11.20)


【光陽】

 朝5時からALP-KSの社員の方の案内で、釜山から西へ約200km、光陽という町へ移動しました。

◆光陽港

 現在は選果した商品を釜山港へ輸送して船への積み出しをしているが、将来的にはこの地より直接輸出できるように近隣の開発(港湾や流通団地の整備や青果物輸出企業の誘致)に韓国政府や地元自治体が取り組んでいるとのことでした。

地図

◆パッキングセンター(光陽)

 韓国では国を挙げて青果物の輸出に力を入れている様子。このパッキングセンターも国が建設し、ここを利用する青果物輸出業者を選定して長期契約で貸与することになり、今回、ALP-KS貿易商事が選定されたらしい。

 ここでは、パプリカ・ミニトマト・柿・胡瓜・南瓜・レタスなどを選果したり出荷したりしているそうです。レタスの出荷用に薫蒸施設も有りました。




【晋州】

光陽より釜山に戻る途中に晋州の産地に立ち寄りました。

◆生産者グループの選果場

 ここではパプリカ、ピーマン、イチゴを中心に栽培しているとのこと。

 生産者のパッキングセンターもありました。1日600〜800csのパプリカを出荷。
 
◆パプリカのハウス

 日本のハウスより高屋根式になっており木の高さは3m80cmまで伸ばされています。収穫はリフト式の脚立にのって行うそうです。木を曲げたり切ったりしないでストレスなく育てることで良い品物をたくさん収穫できるのだという話でした。

 ちなみにこのハウスはロックウール栽培でした。
 
◆イチゴのハウス

 ここのイチゴは非常に美味しかったです。とても甘く、しかしちょうど良い酸味もあり、
果肉のもちもち感とシャキシャキ感も絶妙でした。

 この付近はイチゴの大きな産地らしい。
 
◆登録IDシール

 パプリカ登録IDはシールとして段ボールに貼り付けられています。
(年度・品目・契約栽培地・農家などを明記)
 
◆ピーマンの生産者

 日本ではジャンボピーマンと呼ばれるもの程の大きさが主流らしいですが、注文により小さいサイズ(いわゆる普通のピーマン)としての出荷もできるらしい。

◆トレサビリティーについて

 いま日本で重要視されているトレサビリティーに関しても問題なく管理できることを肌で感じました。

 産地が見えないということで敬遠されがちな輸入青果物でしたが、現在では国内産地と同じように栽培管理が行われている国外産地もあるのだと理解しました。直接生産者と会って栽培方法や出荷規格などの話を聞くと注文に合わせてある程度の融通もきくようでした。



【付録】

◆スーパーマーケット

 あちらのJAみたいなところが経営しているスーパーマーケット。唐辛子が大袋に入れられているのにはさすが韓国!と納得しました。

 キムチや韓国海苔は勿論のこと、朝鮮人参やゆず茶などの名産品もたくさん売っていました。
 
◆国際市場

 夕方になると路上屋台がでて、春雨や豚の腸詰めやお粥などに人が集まって賑わっていました。

 韓国では豚や鶏を使った特徴のある料理を食べさせる店が数多くあり街を歩くのも好奇心をかきたてられました。

 祭りでもないのに通り沿いには、日本で言うところの「夜店」みたいな店がたくさん出ており、おでん・焼き栗・粉系の焼き菓子・焼き鳥などを売っています。これを椅子に座って食べたり、歩きながら食べたりできるのです。

 しかし言葉が通じないのがどうしようもないですね。食事するにも買い物するにも意思疎通が非常に難しかったです。手の指を使って数を示しても、金額なのか数量なのかなかなか通じない。今回はほとんど取引先の現地の人が同行してくれたからなんとかなったものの、韓国語を勉強したくなりました。

 カムサムニダ!